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2005.10.30 かくれんぼ

先見えぬ風景
重く圧し掛かる風
肯定と否定を繰り返す自分

淡い期待を抱きつつ
虚しき現実に目を逸らす

何も無い
何も無かった
何も無い

何処にいる
此処にいる
何処にいる

この霧が晴れるまで
このまま目を瞑ろう

戯言 :

2005.10.29

心変わりし君の背に
紅き蝶々が羽開く

小雨降りし秋の空
紅き蝶々が小さな弧を描く

濡れた足元 水溜り
水面(みなも)に映る 我が姿

心変わりし君の背に
紅き蝶々が羽開く

雨上がりし秋の空
紅き蝶々が淡き夢を描く

戯言 :

2005.03.03 不信

早口な金切り声が
灰の壁に撥ね返る

裏目に出た 中途半端な同情心
言葉とは あっけなく寝返ってくれるもの

昨日は善でも 今日は悪
一体 何を信じて良いのやら

迷走する無数の言霊
これを掴み取るのは 容易なことではない

戯言 :

2005.02.02

時を追い
指を折る

世に反り返り
月にうつむく

凍てつく闇夜
白き花

この心
探し人は無し

戯言 :

2004.11.23 夜明け

空が眠り 錆色の影が落ちる
冷たい風が顔を出し 灰色の布が舞い踊る
灯りがなくちゃ 華にはなれない
優しさがなくちゃ 花にはなれない

踊り疲れた風が眠り
道咲く草が静かに目覚める
灯りがなくちゃ 華にはなれない
優しさがなくちゃ 花にはなれない

戯言 :